フランクミュラー n級品の時計の巻き上げ方向



フランク・ミュラーの時計は、時計のモデルによって巻き上げ方向が異なります。一般的には、自動巻きモデルは時計回り、手巻きモデルは反時計回りです。ただし、例外もいくつかありますので、以下でご確認ください。



自動巻きモデル

時計回り
バブル
トノウカーベックス
マスターバンカー
ロングアイランド
カサブランカ
アバンギャルド

手巻きモデル

反時計回り
カサブランカ(一部モデル)
ヴァンガード(一部モデル)
クレイジーアワーズ(一部モデル)

例外

時計回り
フューチャー・フォー(手巻きモデル)
反時計回り
トランスアトランティック(自動巻きモデル)
レジェンド(自動巻きモデル)

巻き上げ方法

自動巻きモデル

日常的に時計を着用することで、腕の動きによってローターが巻き上げを行います。巻上げ効率を高めるために、1日に少なくとも8時間は着用しましょう。

手巻きモデル

リューズを反時計回りに20~30回ほど回して巻き上げます。巻き過ぎるとゼンマイが切れる可能性があるので、注意が必要です。

リューズの操作

リューズは時計の巻き上げ以外にも、時刻やカレンダーの調整に使用します。リューズの操作方法は以下の通りです。

1. リューズを1段引きで時針と分針の調整ができます。
2. リューズを2段引きでカレンダー(日付または曜日)の調整ができます。
3. リューズを3段引きで巻き上げができます。(手巻きモデルのみ)

注意

時計が完全に止まったら、リューズを1段引きにして数回回して時計を再稼動させます。
自動巻きモデルでも、十分に巻き上がらない場合は手動で巻き上げる必要があります。
時計の巻き上げ方向を間違えると故障の原因になりますので、必ず正しい方向に巻き上げましょう。

メンテナンス

フランク・ミュラーの時計を末永く愛用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。オーバーホールの目安は3~5年に1回です。オーバーホールでは、ムーブメントの分解洗浄、注油、パッキンの交換などを行います。

フランク・ミュラーの時計は精密機械ですので、丁寧に取り扱いましょう。巻き上げ方向を守り、定期的にメンテナンスを行うことで、長年愛用することができます。